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トレラン関連

2012年8月17日金曜日

八ヶ岳スーパートレイル試走、③松原湖→大河原峠 30km

今日は30kmと距離は更に短いものの、標高2100mの大河原峠まで、地図にもGPSにも無い道を上がっていかなくてはなりません。
「地図に無い」ってのは、いつぞやの台風による土砂崩れで、大河原峠までの道が「落石多発」の懸念から通行止めになってしまい、急遽新しい道を作ることになった為(茅野市商工会議所担当談)とのことで、「行けば判ります!」と言われるも、戦々恐々として臨んだのは言うまでもありません。
松原湖から炎天下延々とロードを10km登り続けること2時間。
やっと中間地点の八千穂高原に到着。
宿で作って貰ったおむすびで腹ごしらえし、早々に後半戦へ。
まずは下り。
やっとの思いで1700mまで上がったのに、どんどんと高度を下げ1200mに。
途中、「ここから先は工事中なので入るな!」の看板を無視し(無視して入ってと言われた)工事中の林道に入り更に下る。
最初のうちは車の轍もありなんとか行けたけど、そのうち夏草が生い茂りどこが道だか判らない状況に。
それでもまだ下る気配に、更に雲行きも怪しくなってきたので、「マズイ」と本能的に感じるところがあり、この試走もここまでかと覚悟を決め、茅野市商工会議所の担当者に電話して確認することに。
すると、そこからだと5時間くらいかかるので、八千穂まで戻って本来のコースを行った方が良い」とのアドバイス。
本来の「八ヶ岳スーパートレイル」のレースコースじゃないけど仕方ありません。
とにかく八千穂まで戻って仕切り直すことに。
八千穂まで戻ると、空は持ちそうな気配でしたので一休みしてからリスタート。
基本的に林道ですので斜度も緩く、快調に飛ばします。
が、しかし、、、一気に雲に覆われ雨が降り出し、ゴロゴロと雷君登場!!!
ヤバイっ!!!
でも、避けるトコなんてありません。
ただ、雨が降って木々は濡れ導電体に近い状態のはずで自分が目立つことは無いはずと、電気科卒の自分を安心させつつ、背を低くして疾走!
火事場の馬鹿力ではありませんが、こういう時って不思議な力が出るものですね!
何とか修羅場を潜り抜け、大河原峠に着いた時には、勝利の雄叫びを上げずにはいられませんでした。
その写真がこれ。
















◆コース評
松原湖(標高1110m)から八千穂高原(標高1700m)まで、とにかく道端を上がっていくロード10kmがキツイ。
せっかく標高をgetしたかと思ったら、またそこから延々とロードを10km以上下り(標高1200m、そこから一気に大河原峠(標高2100m)までの登りトレイルが更にキツイ。
レースは大河原峠を下った先、女神湖に関門が設定されていて午前8時。
松原湖から9時間が与えられていますが、ロードをきっちり走らないと関門通過は不可能。
私にゃ、無理です。
ほぼDNS確定か。。。

ヒュッテに入り、宿帳記入ももどかしくビールをお願いし、祝杯を上げたのでした!(^_^)


お風呂に入り、晩ご飯をいただき、雷鳴を子守歌に深い眠りに就いたのでした。
お世話になった大河原峠ヒュッテ


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