六甲で遭難！？

そーなんです！なんて、駄洒落を言ってる場合じゃありません。

栂尾山に登る３６０段近くの階段を上り終え、緊張が途切れたせいかもしれませんが、ルートを外れ、暗い沢に迷い込んでしまったのです。

時刻は午前９時前で、食料に携帯電話に防寒具もありましたので危機は感じませんでしたが、シチュエーションによっては「遭難」という局面を迎えるところだったと反省しきりです。

枯葉が降り積もり登山道の識別が難しくなっていて、考えたら六甲縦走３回目の私が一人で迷わず行けるような状況ではありませんでした。

そう考えると、冬山登山って難しいんでしょうね、道なんて見えないのですから。

やっとの思いで麓に辿り着き、神戸高速鉄道月見山から新開地に戻り、そこから神戸電鉄で鵯越まで登り、再び縦走路に戻ったのでした。

そこから順調に宝塚まで行くつもりだったのですが、再度山の下りでまたミスコース。

でも、そこでは大事に至らず無事縦走路に戻ることが出来ました。

しかし、２度のミスコースで時間を費やしてしまい、１７時までに宝塚に辿り着くのは厳しい状況に。

残念ながらライトを持ってきていませんでしたので、完走を諦め摩耶山の先、徳川道で下山を始めました。

ところが、何と急峻なこと。

下りを楽しむどころか、アドベンチャーレースのような感じで６００mをやっとの思いで下りきりました。

そして、阪急王子公園で帰途に。

山をなめちゃいけませんね。

特に単独行の場合は、予定ルートをGPSにダウンロードして持参することにしましょう。

良い勉強になりました（＾＿＾）

赤色ルートが本来のルートで、緑色ルートが今回辿ったコース。

彷徨ってるのがお判り頂けると思います（＾＾；）
掬星台で記念撮影（＾＿＾）