箱根駅伝 ２０１１年

今年は面白かったですね～。
東洋大の柏原が見事期待に応えてくれました。

一年生から３年連続の区間賞。
並大抵の努力で達成できるものではありません。
外出するのが嫌になった、春先スランプに陥った、という解説を聞いて、さもありなんと。
往路優勝インタビューで見せた雄叫びと涙が全てを物語っていたように見えます。

優勝候補№１の早稲田が６区で気迫の追い上げ。
抜きつ抜かれつしながら早稲田の高野が氷に足を滑らし転倒するも大事に至らず、再びデッドヒートを繰り返し平塚へ。

襷を渡して倒れ込む高野選手を見て、「死力を尽くす」ってのはこういうことを言うんだろうな～って思った次第です。

最後の最後まで諦めずに追い上げる東洋大の気迫は感動ものでした。
惜しくも３連覇はなりませんでしたが、来年また挑戦して欲しいものです。

シード権争いも凄まじかったですね～。
抜きつ抜かれつのデッドヒート。
みんなマジです、ガチです。
限界を超えたレッドゾーンで繰り広げられた國學院、日体大、青山学院、城西大のデッドヒート、見応えがありました。
初のシード権を手にするかと期待を一身に背負った國學院の寺田が先頭に立ち、残り２００メートルというところでミスコース。

中継車の後を追ってコースを逸れてしまったのです。

慌てて監察員がコースに戻すも、さすがに先頭には戻れず。
それでも気合いで城西大を抜き返し見事シード権を獲得（＾＿＾）

最後尾コーナリング中の選手が國學院の寺田選手ですが、その前の城西大とは結構離されてしまったにも関わらず、残り１００メートル程度の距離でよく抜き返したものです。見事です。
城西大には申し訳ないですが、観戦していた皆が胸をなで下ろしたのではないでしょうか。
でも、こういった形でのミスコースは度々目にします。
コース上に矢印を書いておけば済むことで、運営に一工夫欲しいものです。

それにしても、限界に挑戦する姿は美しいですね、感動もんです。
さぁ、自分も限界に挑戦しなくちゃ（＾＿＾）