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トレラン関連

2011年5月6日金曜日

萩往還2011結果報告。

今年も萩往還に行って来ました。
結果は176km地点の宗頭で、無念のリタイヤ。
気力・体力は十分残っていたのですが、足裏の水豆が潰れ満足に走れないのと寒さ。
走らないと体が暖まらないし、宗頭から出るとこの先朝方まで山間部が続きますので、こんな状況で万が一にでも山中で動けなくなってしまってもリタイア出来ない=誰にも助けて貰えないしと、1時間かけて苦渋の決断をしたものです。
一昨年のUTMB、中村鉱明選手が中間地点のクールマイユールでリスタート出来ずに苦悩していた光景を思い出し、思わず自分と重ねていました。

スタートから順調で、決めたペースを上回るも無理のないペースで進む。
しかし、100kmを過ぎたあたりから足裏に痛みを感じるようになってきて、107km地点の沖田食堂に着く前にその存在を完全に認識出来るようになってしまっていたのです。
そう、足裏に水豆が出来てしまったのです。
潰れぬように、そろりそろりと食堂に入り、急ぎ食事を済ませ処置に取りかかりました。
携行している治療セットの縫い針で水豆を突いて水を出すのです。
出さないと段々大きくなり、いずれ潰れて大変なことになってしまうのです。
潰しても該当箇所の肉と皮は離れてしまっていますので、うまく固定しないと「ずるり」と剥けてしまうため、ジョンソン&ジョンソンの「マメ・靴ずれブロック」を慎重に貼りました。
「破綻」は起きにくいようにしたものの、1歩走る度に痛みは来ますので大変です。
睡魔の訪れる気配もありません。
ある意味、眠気覚ましの特効薬ですね(^_^)
それからペースは徐々に落ちてはいくものの、前半の貯金がありますので想定内で進みます。
158km地点の静が浦キャンプ場のエイドで出される美味しいカレーを頂くことだけを考えながら、154km地点の鯨墓を折り返して164km地点の仙崎に着いたのが20時10分。
少し休憩して176km地点の宗頭に向けてリスタートするも、前後に選手の姿は無し。
初めてのエリアでミスコースの恐怖と闘いながら早歩き。
約12kmしかないのですが、もの凄く長く感じました。
それでも2時間12分、22時30分には宗頭到着。
入浴と食事を済ませ、23時55分にはリスタートの準備が整い外に出てみたところ、ブルブルっ!と震えがくるくらい寒いのです。
下はタイツ1枚ですが、上はノースリーブのメッシュシャツに半袖ウェアにアームウォーマにウインドブレーカですので、それなりの装備はしてるのですが。
それでも足裏が普通の状態だったらリスタートしていたでしょう。
「絶対に完踏するっ!」という決意で臨んでいますから。
しかし、万が一のことがあっては関係者に多大な迷惑を掛けてしまうと躊躇すること1時間。
冒頭に書いたUTMBの話を思い出し、リタイヤを決意しました。
午前1時5分でした。

リタイヤは無念ですが、足裏の鍛錬という課題が見つかったのは大きな成果としましょう。
5本指靴下にしてワセリンを塗って、シューズは大きすぎないもの、というのが取り敢えずの対策です。
これから8月のUTMBに向けて、トレーニング方々色々試してみようと思います。

◆受付















◆スタート&ゴール会場の瑠璃光寺
















◆川沿いを山口から上郷へ
















◆豊田湖エイドにて うどんを頂きました。
















◆新大坊エイドにて 暖かい豆腐が美味しかったです(^_^)
















◆100km地点、俵島チェックポイントにて
















◆これが俵島
















◆沖田食堂にて
















◆棚田百景
















◆立石観音の奇岩
















◆立石観音でチェック
















◆鯨墓チェックポイントにて
















◆静が浦キャンプ場で待望のカレーを頂く 絶品です(^_^)
















◆結果詳細


















GPSデータです。





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